対談

専門学校 東京声優アカデミー HOME > 代永翼&小堀幸 卒業生対談

代永 僕は小学生の時、自分の声にコンプレックスをもっていたんです。それを見ていた担任の先生が『声優』という仕事があることを教えてくれて、アニメに声をあてている人たちがいることを認識するようになりました。自分自身が画面にでることではなく、画面の中にいるキャラクターたちが動いて台詞をしゃべることによって、観ている人を泣かせたり、元気にさせたりできるんだととても感動したのを覚えています。それがきっかけとなって、自分の声を武器にして勝負できる世界があるならそこに向かって進んでいこうと思いました。

小堀 私は小さい頃から落語や劇団四季などを観ることがすごく好きでした。当時は自分がやりたいとは全く思っていませんでしたが、高校にあがる時に突然演劇をやりたいと思い、文化祭で観て気に入った演劇部がある高校に入りました。そして演劇をやるうちに、芝居で食べていきたいなと思ったんです。そんな中、TSAの体験入学へ友達について行ったらすごく楽しくて。声優という仕事は人間以外のものになれたり、性別を超えられたり、自分では体験できない人生をいろいろ体験できると知りました。芝居をやる上では舞台だけ、声優だけ、という決まりはないと思ったので、声優をやりながら舞台をやるようにしたら両方できるんじゃないかと思いました。

代永 僕は自分に合う学校を見つけようと、20校くらい様々な学校を見て回ったのですが、当時は多人数体制の学校が多い中、まず少人数制のTSAに魅力を感じました。実際に体験入学に参加したら、体験生なのに一人ひとりに対してどこがいいのか、どこが足りないのか、講師の先生が細かくダメ出しをしてくれたんです。この学校だったら徹底的に自分の演技をみてくれると思いました。あとはアットホームな雰囲気が自分に合っているなと思ったことが決め手だったかな。

小堀 私もアットホームなところがすごくいいなと思いました。担任の先生がいるので、悩んでいることを相談でき、親身になって話を聞いてくれるのが心強いと思いました。また、授業は現役の講師の先生が教えてくださるので、それぞれの分野に特化した先生に学べるというのも大きなポイントです。

代永 アテレコ実習を担当してくださる橋本晃一先生の“体感能力をあげる”授業が印象に残っています。暑い、熱い、寒い、冷たいなどの感覚を瞬時に思い出すということを教えて頂きました。

小堀 高校演劇ではやらないですよね。

代永 徹底的に教えて頂いたので、今でも現場で夏の暑いシーンになると実際に汗をかくし、冬の寒いシーンだとブルブル震えたりします。

小堀 ボーカルの嶋田トオル先生からは、よく代永さんのお話が出てきました。ことあるごとに「代永は、代永は」って(笑)。

代永 (笑)。もともと歌うことは好きだったのでボーカルの授業は楽しかったです。嶋田先生にはゴスペルをはじめ、リズムのとり方や息継ぎのポイント、歌詞の中でアーティストさんが何を伝えたいのか、ということを教わりましたね。

代永 歌の勉強を始めたのはTSAに入ってからです。キャラクターで歌うことの意味や作曲者の意図を汲み取ってどれくらいキャラクターになって歌うか。嶋田先生に教えて頂いたことが今でも活かされています。

小堀 なるほど。私は、演出家であり、表現や演劇の授業を担当してくださる田村連先生に出会えたことが大きいですね。初めて“普通でいい”と教えてくれたのが田村先生でした。当時は個性を出さなきゃっていう思いがすごくありましたが、個性を出すというのは、おもしろいことをするのとは違う。人間はみんな普通なんだと仰ってくださったんです。普通だとか個性がないっていうことで悩むことがまずおかしいんだということを田村先生のおかげで学びました。

代永 一番は少人数できちんとみてもらえると思ったことですね。芝居を身体全体で感じて表現すること、台本解釈、芝居論など、TSAで学んだことを更に細かく学べると思いました。在学中に実際に賢プロさんに通っている先輩から話を聞いたりして、信頼の置ける事務所だと思ったのも決め手です。

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