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国際コミュニケーション学科 講師紹介:稲垣先生

稲垣先生/日本文化芸能論

元ソニーミュージックエンターテイメント代表取締役副社長

元ワーナーミュージック・ジャパン代表取締役会長

元エイベックス・マーケティング代表取締役会長

現ミラクル・バスアネックス主任研究員

早稲田大学第一文学部卒


社会はグローバル化し、世界はロボット化する。

これからの若者はその中にあって何を求められているでしょうか?


私は長きにわたり音楽関連の仕事に携わってきました。かねてから言われている知識を多く持つことも大切ですが、ロボットが人間の仕事をこなせる時代になると、人間同士のコミュニケーション能力や一人ひとりの考える力が必要となります。また以前、私のいたソニーグループの会社では国際化が企業スタンダートとなる遥か前から経営者が自ら米国等の海外に赴いて英語で商談を行ったり、相手国の文化をどう理解するかという問題に直面してきました。

こうした経験を通じて私が最初に学んだのは英語力の面ではネイティブに太刀打ちできなくとも、自分の言葉ではっきりと意思表示することで一定のコミュニケーションは成り立つということです。


これからの若者には日本語力、英語力、コミュニケーション力、チーム力が必要となります。また、職場では即戦力という言葉も出はじめています。

国際コミュニケーションの授業では、音楽業界を中心に今日のグローバル化に向けた内容に取り組みたいと思います。


みなさんに会える日を楽しみにしています。