覚悟がいる仕事な分だけ喜びを通り越した感動を味わえる!
アニメ『おおきく振りかぶって』三橋廉役など好演し、「第二回声優アワード」新人男優賞を受賞した代永翼さんが母校を訪れ、近所の優しいお兄ちゃんのような親しみやすさで、春期講習に参加した人たちの質問に答えてくれた!

小学5年の林間学校が声優を目指すきっかけに

<TSA市原理事長>(以下、市原)

卒業生でもあります、代永翼さんです!


<代永 翼>(以下、代永)

こんにちは!TSA6期生の代永翼です。今日はよろしくお願いします。


<市原>

いつ頃から声優を目指して、なぜTSAに入ろうと思ったの?


<代永>

はい。声優という職業があると知ったのは小学5年生の時でした。林間学校のキャンプファイヤーで火をおこす役をもらって、その時にちょっとした台詞があったんです。僕がその台詞を口にすると、今まで騒がしかった生徒たちが、水を打ったようにシーンと静まり返って、一瞬にしてその場が神聖な空気に包み込まれたような気がしました。この時、初めて言葉の力みたいなものを感じて、そのことを担任の先生に話すと、声優という仕事があると教えてくれて。でも、中学では思春期だったこともあり、女子だらけの演劇部には入れず(笑)、高校入学してすぐも遊びたい盛りで部活には所属せず(笑)。2年生になってやっと演劇部に。その後、卒業後の進路をどうするかという時に、パソコンで「声優になるためには」と検索したら、養成所に入るのと、専門学校に入る2パターンがあるとわかったんです。


<市原>

なぜ専門学校を選んだの?


<代永>

自分に自信がなかったので、養成所に所属してすぐデビューというのが、全く想像できなかったんです。だから、専門学校で実力をつけようと。TSAを選んだのは、ボーカルのレッスンもあって好きな歌も習えるから。皆さんのように春期講習や夏期講習にも参加しました。


<市原>

入学後はどうだった?


<代永>

同じ夢を志す仲間と切磋琢磨して過ごす時間は、どの学生時代より楽しくて刺激的でした。卒業前の学内オーディションで賢プロダクションの養成所に合格。進路を迷った時、担任の先生が親身になってくれたこと、背中を押してくれたことも、今につながっていると思うんです。担任制度はTSAの数あるいいところの一つでもありますよね。


声優になってよかったじゃなくて感動してます

<市原>

質問のある人は?


<受講生>

はい。声優という職業を選んでよかったことは何ですか?


<代永>

自分が観ていたアニメの憧れの声優さんと一緒に仕事ができること。自分の声がテレビから流れてくること。視聴者の方たちに喜んでもらえること。よかったを通り越して感動することがたくさんあります!


<市原>

ベテランの方がこれだけの向上心をもってやっているんだから、皆もやらないとダメだな。


<受講生>

いい声をキープするためにしていることはありますか?


<代永>

外出から戻るたびにうがい薬でガラガラガラ(笑)。のどを冷やさないよう、寝る時はマスクとマフラーを1年中。現場では、プロポリスの飴を舐めたり、先輩から教わった、のどに効くハーブティーを水筒に入れていって飲んだり。声の高い役が多く調子が悪いとすぐに声に出ちゃうから、結構気を付けてます。


<受講生>

専門学校に入学する前に、やっておけることはありますか?


<代永>

滑舌を鍛えておくといいかも。本や漫画の読みたい台詞を口にして録音したものを聞くと、自分の弱点がつかめるよ。映画や演劇を観て、感情表現の方法を勉強することもできるし、夏がきた時、雨が上がった後、友達との会話など、日常のあらゆる場面でどんな気持ちになるのか噛みしめておくと、声優になった時の表現に役立つと思います。みんなが声優になりたいと打ち明けたら、心配される親御さんもいるかもしれない。でも覚悟がいる分、素晴らしい職業です。だから、諦めないで!


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